ナナハンカタナは不人気車。

2019年6月23日

一番の趣味であり、一番お金を浪費したオートバイの話です。

16才で原付、17才で小型二輪、18才で中型二輪、20才で限定解除と順調に免許を取ることができ、
いろんなバイクに乗りました。(今までに20台くらいです)

学生時代は2ストロークに夢中で4ストの大型バイクには縁がありませんでした。
(2ストバイクでプロダクションレースをやっていた為、街乗りバイクまでお金が回らなかった。)

22才(1983年)のころ、いつも通っているバイク屋さんから
スズキのGSX750Sを買ってもらえないかと話がありました。
逆輸入車の1100ccに比べて人気がなく、近々750ccはモデルチェンジしてフロントが16インチになるというウワサもあり、その前に安価で手に入る現行のGSX750S(国内販売車)をキープしていたらしいのですが、
予約したお客さんがなかなか免許が取れずキャンセルになってしまったとのことでした。
(当時は今とちがい、限定解除はすごく難しかった。合格率は2~5%だったと思います。)

金銭的に悩んだのですが、今までそこのバイク屋さんにはかなりお世話になっていたので、
(レースの時、消耗パーツを援助してくれてた。)超ロングローンとバイト2倍体制で恩返しさせて頂きました。

はじめての4スト大型バイクに戸惑いながらも、箱根の峠道や長距離を楽しみました。
(すぐ買い換えるタイプの自分としては珍しく、かなり長く所有していました。)

その後、社会人となりスズキ自動車のパーツカタログのイラストを描く仕事に就きました。

スズキの大型車は油冷となっていて、GSXカタナはアニバーサリー仕様がたまに出る程度でした。
GSX油冷シリーズとRGガンマシリーズはかなり描きましたが、バブル景気終焉と共に仕事からも離れました。

退職の日、記念にとパーツカタログをもらってきたのですが、
自分が描いた物ではなく何故か先輩の描いたGSXカタナシリーズを持ち帰りました。

もう一度、カタナ乗ってみたいな~と考えることもありますが、…今さらというカンジでしょうか。

今回はオチがなくてスイマセン。  しんみりしちゃいました。

スズキGSX750S(新古車)   神奈川県  450,000円位