ベスパ50S、プラサフ塗り。

おはようございます、フクタロウです。
今回の作業はベスパ50S【プラサフ塗り】に挑戦して行きます。

先回まではベスパ50Sの鉄フレームを、
分解出来る所までバラして板金修理とパテ塗り&足付けをしたので、
今回は塗装前準備として本塗り前の下地造りをやって行きます。

まだ何色を塗るのか、はっきりとは決まっていませんが、
元々塗ってあるシルバーよりも薄い色にしたいので、
取り合えず【ホワイト系プラサフ】を塗って行きます。

使用するプラサフはこれ、【ソフト99 ボディペン】です。
決めた理由はホワイト系であり、長い歴史と信用のある企業…、

「安かったからです!」 ←それがフクタロウです。(笑)

まずはボディ表面の油分を取って行きます。
普通は【シリコンオフ】という溶剤を使って脱脂して行きますが、
私はもっと違った方法で脱脂して行きます。

それは【中性洗剤】です。

水で薄めてスポンジで洗えば、高価なシリコンオフを使わなくても良いのです。
これは若い頃に先輩から教わった、昔からある長い歴史と信用のある方法…、

「安くすむからです!」 ←洗剤は台所から借りました。

昨日は天気が良く、乾燥も早かったのですが、
先日手に入れたエアコンプレッサーも使って完璧に乾燥させます。

そしてプラサフを吹いて行きます。

雨上がりの晴天でゴミやチリの心配はありませんでしたが、少々風が気になります。
手の油分が付かない様に手袋をして、パテ処理部分から吹きます。
(パテ部分は塗装を吸う為、先に吹いた方が良いそうです)

その後、裏表全ての部分を軽く1回塗りし、時間を置いて2回目を塗ります。

そこで購入しておいたプラサフ2本(300ml×2)が無くなりました。
風もあったし、スクーター全体を真っ白にするには、もう2~3本必要みたいです。

続きは明日にして、取り合えず全体の出来上がりをチェックします。

すると2箇所の【不具合】発見です。

① フロント部分に薄い凹み有り。(赤丸部分)

  これはシールを剥がした時に下地が取れた跡みたいです。(気付かなかった!)

② フレーム右下側の縦スジ。

  前オーナーが転倒した時、フレームを潰したみたいです。

どちらも本塗り前に処理しないと出来上がりに問題が出るので、
頑張ってパテで埋めて行きます。

①については薄くパテ塗り後、水研ぎすれば問題ありませんが、②は少々厄介です。

リューターに銅ブラシを付けてプラサフを取ってみると、
フレーム角が削れて、鉄板を折り込んだ状態になっています。

銅ブラシでは何ともならないので、ポート加工に使う【タングステンバー】で削ります。

すると重なった部分から【錆】が出て来ました。
本来なら叩いて伸ばして成型した方が良いのですが、今回は錆転換剤とパテで対応します。

今日は朝から雨です。
塗装作業には不向きなので、続きは今週末まで我慢したいと思います。

ベスパ

Posted by フクタロウ