ベスパ50S、アウターワイヤー修理。
こんにちは、フクタロウです。
朝降っていた雨も昼前にはあがったので、ベスパ50S全塗装の続きをやって行きます。
とは言え、湿度の高い状態でのプラサフ吹きは仕上がりに影響が出ます。
塗装以外の細かい修理をこなして行く事にしました。
それはクラッチ、アクセル、ブレーキの【アウターワイヤー修理】です。
(ワイヤーを包むホースみたいな部品です)
「何それ?そんなの丸ごと交換すればイイじゃん。」と思われるかもしれませんが、
実は【交換部品が無いんです!!】
ベスパの新品部品を調達する際、
私は栃木県佐野市にある【宇賀神商会】様からネット通販で購入しています。
以前は部品調達にかなり苦労したベスパ&ピアジオも、
宇賀神商会様の努力によって、安価で素速く購入する事が出来る様になりました。
しかし買い付けの関係なのか、常に一定部品の在庫切れがあるのも事実です。
今回購入しようとした【アウターワイヤー】関係も、すべてが在庫切れでした。(涙)
10年間、「車庫の肥やし」状態だった我が家のベスパ50Sですが、
基本的な消耗部品のスペアは在庫してあります。
ただアウターワイヤーに関しては持っていませんでした。
(以前も必要となったのですが無くて、自転車用部品を代用した記憶があります)
今回は中に入るワイヤー径の関係から自転車用を流用出来ないので、
ちょっとアウトローな修理をしてみました。
それはアウターワイヤーの破れている部分を、
配線加工などに使う【熱収縮チューブ】で補修するのです。
耐久性などは解かりませんが、取り合えず中のグリスが外に漏れない為の対策です。
収縮時に内径4mmになるサイズの熱収縮チューブを使います。
(ベスパのアウターワイヤー外径はだいたい5mmなので大丈夫です)
現状のアウターワイヤーは、ありとあらゆる部分にちょっとした【裂け】があるので、
ひどい物はツギハギ状態になってしまいました。(笑)
部品が調達出来るまでの間、我慢して貰います。
作業もひと段落して、プラサフの仕上がりを再度チェックしたら、
なんとまた錆によるひび割れを発見してしまいました。
リューターで取り除き、錆転換剤とパテで修理します。(涙)
ディスカッション
コメント一覧
ワイヤー類って何気に無いですよね。
NS250のチョークワイヤーも在庫がなく他車適合品も分からないので、ヤフオクでやっと探し当てましたよ。
とりあえず収縮チューブで対応出来てよかったですね。
ベスパの下地準備も大変なことになってますね。
下地準備は地味な作業なので気が遠くなります。
我が家の原付達は海外の特殊な車両ばかりなので、兎に角部品調達には苦労します。
ただベスパ50Sは、その中で一番手に入れやすいんですよ。(笑)
頭使って工夫するので、ボケ防止には一役買ってるのかもしれませんが、少々マニアック過ぎます。