ダックス油面調整。
こんにちは、フクタロウです。
アメリカンダックスの【レストア】も終盤に来ています。
キャブレターのセッティングもかねて試乗してみると、
先日変更したリアスプロケットの成果か、最高速が3km/h程上がりました。
先日変更したリアスプロケットの成果か、最高速が3km/h程上がりました。
現状での仕様は72ccシリンダーに、
京浜PC18のキャブレター。
セッティングはMJ:85、SJ:35、JNクリップ位置一番上、
スプロケットF:14T、R:36Tの状態で、
メーター読み平地最高速78km/h(下り最高速90km/h)でした。
スロットル全開で加速して行くと途中で【息つく】所が1箇所がある事は分かっていたのですが、
問題は全開後にやって来ました。
下り最高速チャレンジ後に交差点で一旦停止していると、
エンジンが「ボボボ…。」とストールするのです。
しばらく待てばまた走るのですが、すぐに同じ症状で停止してしまいます。
【パイロットエアスクリュー】や【アイドリング調整ネジ】を回しても調整出来ません。
「これってガソリン来てないぞ!」…考えられる問題はふたつ。
①ガソリンホースの留め口からフロートバルブまでの間でラインが詰まっている。
②油面位置が低くなってガソリン量が少ない。
取りあえず、キャブレターを分解する前に油面位置を目で見てみました。
キャブ本体とフロートチャンバーとの繋ぎ目あたりに油面が来ています。
(こんなものかとは思いますが、ネットで規定値を探ってみました。)
外からの油面測定値は分からない為、やはり再度キャブレターを分解してみます。
PC18の場合、キャブレターを逆さにした状態で繋ぎ目位置からフロート下部までの規定寸法は、
18.5mm~19.0mm(PC20は20.0mm)とネットで検索出来ました。
18.5mm~19.0mm(PC20は20.0mm)とネットで検索出来ました。
ダックス君のPC18は22.0mmもありました。(!)
しかしここで問題です。フロートバルブにはフロートの爪と接する所にクッションがあります。
接した時に測定するのか、クッションが沈んだ時に測定するのか…。(?)
接した時に測定するのか、クッションが沈んだ時に測定するのか…。(?)
今までの経験上、フロート爪が接した時を規定値に合わせた方が良さそうです。
(小心者のフクタロウはオーバーフローが怖いので、20.0mmにしました。…笑)
(小心者のフクタロウはオーバーフローが怖いので、20.0mmにしました。…笑)
先程、先日と全く同じコースを試乗してみましたが、
下り最高速チャレンジ後でもストールしなくなり、
中速域での息つきも緩和され大成功です。
下り最高速チャレンジ後でもストールしなくなり、
中速域での息つきも緩和され大成功です。
プラグ(CR6HSA) 480円
P,S
プラグ確認中にプラグを落としてしまいました。
プラグ確認中にプラグを落としてしまいました。
プラグが壊れるとエンジンは油面が低い時と同じ症状になります。
ディスカッション
コメント一覧
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私の使ってる初期ディオキャブは合わせやすくていいキャブです。
でも初期型は油面調整が出来るので、がさっちゃんなちょこぎなどが、ジェット交換すると油面がずれることも(笑)
あのベロの部分を押しちゃってるんですね、ほんと不器用・・・
そんなこともあってか、ディオキャブも中期、後期と油面の調整が
出来ないフロートになりました(そうなのか?)
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私もダックスのキャブレターを何度も分解しているので、
そのせいでベロ部分を曲げちゃったみたいです。
キャブレターの油面って狂わなければ調整する必要はないので、
しっかり固定されていた方がいいのかもしれませんネ~。
あまりはっきり憶えていませんが、
以前いじったDJ-1RRのキャブレターは調整不要だった様な…。(?)
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油面計測ってこうやってするんですね。
いつも感でやってました(笑)
キャブ調は奥が深いっす。
PC20のときはかなり悩みましたよ。
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アメリカンダックスに最初から付いていたキャブレター(PC18)は、
基本的にはいじり慣れた2スト用と同じタイプだったのですが、
中速域のセッティングが中々ちゃんと出なくて苦労しています。
恐らくキャブ以外の部分に問題があると思うんですが、
まだまだ4ストエンジンについて私は知識不足です。
これから徐々に勉強してトータル的に問題を解決して行きます。
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あまり参考にならないかもですけど、PC20の設定はSJ:32、MJ:90にしてました。
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メインジェットに比べて、スローは結構小さ目なんですね~。
キャブレターのセッティングは全域で考えるので問題無いんでしょうか。(?)
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おはようございます油面調整検索してたらサイト発見したので投稿しました俺も今日キャブセッティングしようとしてエンジンかけたら何と海外製PC20からオーバーフロー発見最初からオーバーフローしてたからエンジンがかかりずらかったんですかね???オーバーフロー直したら一発始動しますかね?
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タイカブ君さん、こんにちは。
エンジン始動しづらい事に関しては、
オーバーフローや油面調整が第一原因である事はあまり無いと思います。
始動からスロットル1/8位までのキャブレターの役割は、
パイロットジェットとパイロットスクリューが重要なハズです。
まずは今のジェット類でパイロットスクリュー調整を正確に行なって下さい。
キャブレターのオーバーフローに関しては、
最初に調整の難しい油面を疑うよりも、
タンク内のゴミや錆によるフロートバルブ不良を疑う事が先だと思います。
キャブ調整はトライ&エラーで時間の掛かる作業です。
1日ではまずクリア出来ないので、地道に頑張って下さい。
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こんにちわ
お疲れ様です
コメントありがとうございます
キャブ調整したらオーバーフローしなくなりましたでも少し漏れてるよ~な気が…ニードルクリップが三段目だったので一番上にしたらだいぶよくなりました
それとチョークで始動してそのままにしたらエンジン止りますよね?
やっぱりスロージェットですかね?
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タイカブ君さん、こんにちは。
チョークを引いたままでアイドリングが出来るのであれば、
多分セッティングが狂っていると思いますよ。
(ニードルクリップが一番上って事は、かなり薄い状態です。)
通常シビアに考えなければ、京浜PC20であればSJ35で良いと思います。
でも製品精度の低い中華キャブであれば個体ごとに違うはずなので、
正しくセッティングを出すのは至難の技みたいですよ。
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こんばんわ。
今日はニードルクリップ下から2段目にセットしてみました。エンジンがかかり易くなった気が…
最後には一番下にセットしてみよーかと思います
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ニードルクリップ位置の効果は、主にハーフスロットル域で影響が出るはずです。
でもスターター時にも効果が出る様なら、
一度試しに「SJ」を大きくしても良いかもしれませんね~。
頑張って下さい。
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お疲れ様ですニードルクリップ下から2段目にしてアイドリングのままチョーク引いたらエンジンとまりました。その後は雨が降ってきたので未確認ですが…って事はチョークでエンジン始動出来ると思いますか?
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解りません。
お天気が良くなったらエンジン始動して下さい。
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こんにちわ
今日晴れたのでエンジンかけて公道走ってみたんですが大丈夫でしたお騒がせしました
明日から本格的セッティングします
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お盆休みで時間も取れますね~。
乗ってはバラしての繰り返しでいい加減嫌になる作業だと思いますが、
可愛い愛車の為に頑張ってセッティング出して下さい。
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お久し振りです。
この間バイクに夜乗ってみたら今度はヘッドライトが暗い?点いてない?消えた…てな感じだったんですけどそこでネットで調べたら配線分岐みたいな事が出てきたんですけどレギュレートから配線引っ張ってくるやら…何だかよく分らなくて…ジェネレターからの黄色いライディングコイルは直接つなぐとライトが暗くなると書いてあったんで←正にこんな状況です
配線加工で改善できるのであればいいんですがもし可能であればアドバイスお願いします。
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エンジンを点火する意外の電気系って意外と難しく、ひと筋縄では行きません。
同じ車種でも年式や型式で配線方式が違って来るので、
電気に精通していない人が不用意に触ると、
ショートしたり熱を持って発火する恐れも出て来ます。
まずは配線図を手に入れ、解らなければ経験のある人に見てもらった方が良いと思います。