ダックス油面調整。

2024年3月21日

こんにちは、フクタロウです。
アメリカンダックスの【レストア】も終盤に来ています。
キャブレターのセッティングもかねて試乗してみると、
先日変更したリアスプロケットの成果か、最高速が3km/h程上がりました。

現状での仕様は72ccシリンダーに、

京浜PC18のキャブレター。

セッティングはMJ:85、SJ:35、JNクリップ位置一番上
スプロケットF:14T、R:36Tの状態で、

メーター読み平地最高速78km/h(下り最高速90km/h)でした。

スロットル全開で加速して行くと途中で【息つく】所が1箇所がある事は分かっていたのですが、
問題は全開後にやって来ました。
下り最高速チャレンジ後に交差点で一旦停止していると、

エンジンが「ボボボ…。」ストールするのです。

しばらく待てばまた走るのですが、すぐに同じ症状で停止してしまいます。

【パイロットエアスクリュー】や【アイドリング調整ネジ】を回しても調整出来ません。

「これってガソリン来てないぞ!」…考えられる問題はふたつ。

①ガソリンホースの留め口からフロートバルブまでの間でラインが詰まっている。
②油面位置が低くなってガソリン量が少ない。

取りあえず、キャブレターを分解する前に油面位置を目で見てみました。

キャブ本体とフロートチャンバーとの繋ぎ目あたりに油面が来ています。
(こんなものかとは思いますが、ネットで規定値を探ってみました。)
外からの油面測定値は分からない為、やはり再度キャブレターを分解してみます。
PC18の場合、キャブレターを逆さにした状態で繋ぎ目位置からフロート下部までの規定寸法は、
18.5mm~19.0mm(PC20は20.0mm)とネットで検索出来ました。
ダックス君のPC18は22.0mmもありました。(!)

しかしここで問題です。フロートバルブにはフロートの爪と接する所にクッションがあります。
接した時に測定するのか、クッションが沈んだ時に測定するのか…。(?)
今までの経験上、フロート爪が接した時を規定値に合わせた方が良さそうです。
(小心者のフクタロウはオーバーフローが怖いので、20.0mmにしました。…笑)

先程、先日と全く同じコースを試乗してみましたが、
下り最高速チャレンジ後でもストールしなくなり、
中速域での息つきも緩和され大成功です。
プラグ(CR6HSA) 480円
P,S
プラグ確認中にプラグを落としてしまいました。
プラグが壊れるとエンジンは油面が低い時と同じ症状になります。

ダックス

Posted by フクタロウ