ピアジオブラボー、レギュレーター追加。

2023年9月20日

こんにちは、フクタロウです。
今回は長いブログとなりそうなので、
いつも最初に書いている面白くもない茶番はカットです。(笑)

さてここで最初にお願いさせて下さい。

私はオートバイ整備好きのじじいですが、とにかく電気が苦手です。
今回は私の少ない経験と当てにならない勘を元に試行錯誤する記事です。
結果が正しいかは分かりません。
ただ「こうしたら何とかなるんでは?」と試しただけなので、
間違っている事を前提でお読み下さい。

では本題に入ります。

先回はピアジオブラボーのヘッドライトLED化(6VAC/DC兼用)を書きました。
ピアジオブラボー、ヘッドライトLED化。

今回はその続きとして、
ヘッドライトLED化での対処について書いてみます。

私は6Vバッテリーレス交流式のベスパ50Sも所有しているので、

ヘッドライトとテールライトの関係は経験上知っています。

① テールライトが切れるとヘッドライトもすぐに切れる。
② ブレーキランプが切れるとエンジンが止まる。

ポイント式とCDI式の違いはありますが、同じピアジオ社なので疑っていたら、
やはりヘッドライトをLEDにして発光させたら、
テールライト(クリプトン球)は一瞬で切れました

そこで勉強の為に、ベスパ50SのLED化記事を検索してみます。
(ブラボーではヒットしないからです。…かなしい!)

ベスパ50Sでも多くの方がLED化に挑戦されていますが、
交流とレギュレータが無い事によるLED球焼き切れに苦労されていました。
(例えダイオードを噛ませても長持ちしないという事です。)

そこでブラボーなんですが、余った電圧をアースさせる
ツェナーダイオードなる部品が付いています。
(テスターで通電チェックしたら、全ての電装系に流れます。)

ダイオードがLEDの交流電圧に効果が無いのであれば、
ツェナーダイオードを市販の6Vレギュレートレクチュファイアに交換すれば、
問題は解決出来るかもしれません。(そんな簡単な事ではありませんでした。)

まずはツェナーダイオードでの、ヘッドライトとテールライトの電圧を計ります。

<ヘッドライト、アイドリング時>

<ヘッドライト、全開時>

<テールランプ、アイドリング時>

<テールランプ、全開時>

何度か計ってみましたが、前後どちらも最低2.3Vから最高8.5Vの数値でした。

次にツェナーダイオードを外して計ってみます。

<ヘッドライト、アイドリング時>

<ヘッドライト、全開時>

<テールランプ、アイドリング時>

<テールランプ、全開時>

こちらも何度か計り、前後どちらも最低2.6Vから最高10.5Vの数値でした。

高回転時に出来てしまう交流電圧を、
ツェナーダイオードが8.5V以下に抑えている事が解りました。
(6Vであれば、高くても7.5V程度に抑えないと電装品に不具合が出そうです。)

そこで以前所有していたホンダアメリカンダックス用の、
レギュレートレクチュファイア(6V半波整流)を試してみます。
(レギュレートレクチュファイアは長いのでレギュレーターにします。)

4極レギュレーターのコネクター部を見ると、

右上: ACジェネレーターからの交流出力(照明灯、ウインカー)
右下: アース
左上: DC(直流)電源出力(バッテリー、ヒューズ、メインスイッチ等へ)
左下: ACジェネレーター入力(チャージコイルからの直流電源)

となります。

ブラボーにはバッテリーも無ければ、メインスイッチもありません。
そこで右上下の回路だけを使って、ツェナーダイオードの代わりをさせる作戦です。

配線を作り、(2本だけです。)

ツェナーダイオードを外します。
(取り外す時、ツェナーダイオードがグラグラになってしまった!壊した?)

レギュレーターが上手く収まらないので、ステーを噛まして取り付けます。

さっそく電圧のチェックです。

最初にダメもとでDCレンジで測定します。

はい、反応しません。(やはりバッテリーが無いと直流化出来ませんね。)

<ヘッドライト、アイドリング時>

<ヘッドライト、全開時>

アイドリングから全開時までで、2.6Vから9.5Vと効果はありませんでした。

そこで苦し紛れに、ヘッドライトの配線にレギュレーターを噛ましてみました。
(この辺が電気知らずのヤマ勘作業ですね。)

ツェナーダイオードは元あった位置に取り付けます。

LEDのプラス側にレギュレーターの右上配線を繋ぎ、右下配線は適当にアースです。

<ヘッドライト、アイドリング時>

<ヘッドライト、全開時>

「おお!なんだか分からんが、理想通りの数値じゃん!」

レギュレーターをフロントフォークの三又部分に固定し、再度測定。

<ヘッドライト、アイドリング時>

<ヘッドライト、全開時>

「いいじゃん、いいじゃん!」 夜の試走が楽しみです。

という訳で、7時も過ぎたのでさっそく走って来ました。
LED球は思った通りの明るさでしたが、しばらくすると突然のエンジンストップ

真っ暗闇の中、とぼとぼブラボーを引いて帰ります。
(予備の充電式前照灯がいい仕事してくれました。…涙)

翌日、エンジンストップの原因を半日掛けて探ります。
(良い火花→良い圧縮→良い混合気の順で確認して行きました。)

画像では分かりづらいですが、
原因はキャブレターのニードルバルブ詰まりです。

<掃除前>

<掃除後>

焼き付きじゃなくて良かった!(以前、何度かやってます。)

今回のレギュレーター取り付けについてですが、
元々付いていたツェナーダイオードが劣化していた事も考えられます。
(本来なら7.5V以下に制御出来るのかもしれません。)

ただLEDを焼き付かせない為の一番の解決方法は、
やはりDC(直流)化させる事だと思います。

今の私の知識では、
12V直流化への改造はかなり敷居が高い作業となるので、
今回の対策にどの程度耐久性があるのか乗り続けて確認します。

とは言ったもの、
昼間でもオートバイに乗らない盆栽ライダーが、
夜間ライトを点けてまで走るだろうか?(笑)