ベスパ用ガソリンフィルターの不具合。
街乗りには十分な状態に整備したと思っていた【ベスパ50S VINTAGE改】ですが、
昨日車庫に入りビックリしてしまいました。
「うん？ なんかガソリン臭いぞ。」
あたりを調べてみるとベスパ下のコンクリート床に大きな黒いシミが…。
「うえっ！まさか、オーバーフロー！！？」
キャブレター分解時にオーバーフローの原因となるフロートバルブは特にチェックしたはずです。
「そ、そんな…。」
すぐにキャブレターを見てみました。
小物入れ下にあるキャブレターが入っているモノコックボディ内はガソリンでベトベトでした。（涙）
「なんで～？」
悩んでいても仕方ないので取り合えずキャブを外そうとすると、ガソリン漏れはキャブではありませんでした。
なんと新品で購入した【ガソリンフィルター】本体から漏れていました。（写真右側のフィルターです）
「外国製の安物フィルターだからかな～？」
それにしても珍しい不具合です。（私は初めての経験でした！）
ベスパは既にガソリンコックが壊れているので【OFF】には出来ません。
ガソリン漏れを直さない限り、タンクがカラになるまで出ちゃいます。（笑）
…と言う訳で、さっそく近所のオートバイパーツショップ【SEED】へ行く事となりました。
フィルター（今度は国産）と一緒にホースも堅くなっていたので新品を購入したのですが、
接客してくれた【欧州原付趣味】の若い店員さんと話しが盛り上がってしまいました。
「この店は新車のベスパ50S VINTAGEをまだ売ってるんですよ。」と言われ、
「えええっ！」と私は驚いてしまいました。（ベスパのビンテージシリーズは10年前に生産中止です。）
言われるまま表のショーウィンドウに行くと確かにありました。（驚）
オマケに新車のチャオまである事も分かり２度驚きでした。（今まで誰も買う人がいない事に３度驚きです。）
さらに倉庫のどこかにベスパ50S用の新品ボアアップキットもあるらしく、
さっそく探して貰う様お願いしちゃいました。（当然お値打ち価格にして貰うお願いもしちゃいました。）
ここの店員さんはオートバイ好きで感じのいい人が多いので好きです。
気分も良くなったので、ガソリン漏れの直ったベスパ君で１時間ほど裏山を走る事にしました。
病み上がりで自宅で静かにしているように嫁に言われて留守番していたのですが、
帰り際に嫁と子供達の乗った我が家の車に偶然出くわしてしまいました。（涙）
デイトナSTフューエルフィルター（8.0mm） 愛知県 473円