頑張れ、原付二種!
「125ccの国内販売台数が50ccを超えた。」とのニュースがありました。
言われてみれば「最近原付二種スクーター(ピンクナンバー)をよく見るかも?」
と思ったのですが、事情は少々違ったみたいです。
下の表を見て下さい。
50cc以外のオートバイは低い数値ではありますが、一定の販売数をキープしています。
ただひとつ、50cc(原付一種)のみ売れていないのです。
(125ccクラスがバカ売れしたのではなく、50ccが【激減】したのです。)
そんな原付二種について、今回は少し考えてみます。
私が小学生だった頃(大阪万博前後です。…笑)は、
結構125ccって周りに多く見かけたオートバイでした。
1969年のホンダCB750Four発売から大型オートバイが増え、
「オートバイは排気量が大きい程エライ!」
そんな風潮になったのかもしれません。
そんな状況でしたが、スポーツライディング可能な125cc車種もありました。
その中の一台が【ホンダCB125】です。
その後モデルチェンジで、【CB125T】へと変貌して行きます。(1977年?)
このオートバイは当時のプロダクションレース125ccクラスの定番マシンです。
私が中型免許取りたてだった頃の愛車はCB400Fourでしたが、
下りワインディングで稲妻の様に走る125ccによく追い抜かれていました。
それは改造したCB125Tです。
私は「速い人は125ccに乗るんだ。」と、すっかりすり込まれてしまいました。
(後で知ったのですが、レースやってる人達だったそうです。)
それでも私は見栄から125ccを買う事はありませんでした。
1982年、ヤマハが【RZ125】という高性能125ccを発売します。
それでも購入までは至りません。(ナナハン買いました。見栄です。…笑)
その後オートバイ人口の減少から、125ccクラスはかなり寂しい状況となり、
更に環境問題から2ストロークエンジンが廃止されます。
ヨーロッパではハイパワー2スト125ccを造り続けていましたが、
2010年のアプリリアRS125を最後に新車販売は終了しました。
原付二種好きにとっては、その後の10年は暗黒時代です。
しかしここ最近、国内でもスポーティな4スト125ccが次々発売され始めました。
私の様な還暦間近では、250ccに乗っても大した金額差とはならなくなりましたが、
125ccまでは【ファミリーバイク特約】が使えます。
若い人にとっては毎年高額な任意保険支払いは大変な事ですが、
親御さんが車の任意保険に入っていれば、リーズナブルなシステムです。
(私も住宅ローンと子供3人の学費工面で、そのありがたさを実感しました。)
私はジレラクロノという2スト125ccに20年乗っていますが、
パワーが無い分振り回して乗れるし、エンジン性能もフルに使えます。
乗ってって楽しいのは間違いありませんが、周りへのアピール度は低いです。
(何度も言いますが、見栄さえ無ければサイコーです。…笑)
何年か前に「普通免許で125ccまで乗れる様になる。」というデマが流れましたが、
世界基準で言えばそうなっても可笑しくありません。
メーカーさん、峠で全開走行出来る125ccを造って下さい。出来れば2ストで…。
P.S
明日から週末まで関東出張となる為、ブログアップが滞ります。
しばらくお待ち下さい。(笑)
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