ベスパ50S用、レオビンチマフラーのサイレンサー作成①。

2021年5月12日

排気量75ccへの【ボアアップ&減速比変更】で走りが良くなった我が家の【ベスパ50S】は、
性能に伴った制動力アップの為にフロントを【ディスクブレーキ化】させました。
全体としては文句無い【仕上がり】なのですが、(自画自賛です。…笑)
どうも最近私はベスパを前にすると乗りたくない【気分】になってしまいます。
その理由は「排気音がデカい!」からなんです。
べスパには性能アップの為、イタリア製【レオビンチチャンバー】を取り付てあるのですが、
元々が【レース用】の為か、このチャンバーはすごく「うるさいんです」。
ただ取り外し等の【整備性】や中高回転域での【回り】が良い事から、今まで我慢して乗って来ました。
しかしどうしても【爆音】が気になるので、消音強化の為に内部にある【消音材】を交換する事にしました。
スプリングひとつと17mmのボルトを外せば、チャンバーは簡単に外れてくれます。
さっそく取り外したチャンバー消音部2箇所の【リベット】をドリルで外すと簡単に分解出来ました。
「どれ程、内部がヘタっているんだろう?」と、恐る恐る中を見て【ビックリ】です。
「何と消音部が無いのです!」
サイレンサー(消音部)だと思っていた部分は、単なる【ダミー】(筒)なんです。(驚!)
サイレンサー無しだなんて、60年代のレーシングマシンですよ~。(私は意味が分かりませんでした。)
…という事は、今まで私は【直管】で街中を走っていたって事になります。(あちゃ~!)
最初はノーマルマフラーに交換しようかとも考えましたが、試しに消音部を作ってみる事にしました。
アルミカバーで隠されていた【テールパイプ部】に4mmの穴を22箇所開け、
その周りに隠し持っていた【石綿】を巻きます。(環境の為、吸音材はグラスウールにしましょう。…笑)
出来上がった消音部をリベットで固定し、チャンバーをベスパ本体に取り付ければ完成です。
さあ、エンジン始動です。
「パリン、パリン!」…大して消音してません。(後日、もう一度作り直してみます。…涙)
ステンレス線  愛知県  98円

ベスパ

Posted by フクタロウ