偽ダイネーゼジャケットにプロテクター装着。

こんにちは、フクタロウです。

今回のブログは先回紹介した【偽ダイネーゼジャケット(コピー商品)】に、
プロテクターを後付けして行く記事です。

新品激安価格(1,980円+送料)でネット購入した【違法メッシュジャケット】は、
恐らく10年以上前の売れ残りコピー商品と思われます。
(12~3年前、10,000円ちょっとでネット販売されていた記憶があります。)

購入後、現物を見て解ったのですが、さすがコピー商品だけあって、
細部まで正確に真似されています。(特にタグや商標はそっくりです。)
ただ縫製裁断は驚く程いい加減でした。(まあパチモンだから。…笑)

購入時から「肩」「ひじ」「背中」のプロテクターが装着されていなかったので、
アマゾン等で安売りされている「中華パッド3点セット」を購入しようと考えました。

ところが一般的なライディングジャケットであれば、プロテクターは流用出来るのですが、
この偽ダイネーゼジャケットについては、
肩と背中のプロテクターが特殊形状である為、改造しないと付きません。
(元々ダイネーゼが特殊な造りなのかもしれませんが、ひじだけは通常の物が入りました。)

特に肩プロテクターについては、一般的な内側にある袋に収めるタイプではなく、
マジックテープで裏側からプロテクターを固定させる造りなんです。(初めて見ました。)

最初はダイネーゼ用の純正肩プロテクターを探してみましたが、
ネットでいくら検索しても出て来ません。(あったら中古品を購入しようかと思いました。)
そこで通常タイプのプロテクターにマジックテープを接着して代用しようかと、
在庫で余っている肩プロテクターを探します。

いくつか古い肩パッドを見つけたのですが、今回は変則技を使ってみたくなりました。
それはゴムが伸び切って使えなくなった【ラフ&ロード製ひざ用プロテクター】です。
(古いレーシングスーツ用肩パッドも悩みましたが、使い道の無い方を選びました。)

以前のブログでも書きましたが、この手の固定用ゴムは、値段に関わらずすぐ伸びます。
伸びてしまうとプロテクターが下に下がってしまうので、
貧乏性の私はサポーターで押えて使っていました。
(現在はRSタイチの【ステルスプロテクター】を使っています。さすがタイチ!快適です。)

RSタイチ、ステルスプロテクター比較。

そこでこのプロテクターのゴムをカットし、マジックテープ部分を縫い付ける事にしたのです。
サイズ的には通常の肩パッドと大差ないので問題ないはずです。(ひじ用では小さかった。)

次はジャケット背中に入れる【脊椎パッド】です。
一般的に良く見る「逆三角形型」と違って、
ダイネーゼタイプは上下左右が一回り大きい「楕円型」でした。

これは現在でもダイネーゼ製として普通に売られていますが、
偽ジャケットが何着も買える程のお値段なので、馬鹿らしくて買えません。(笑)

そこで困った時の【コミネ】!(良いものを安く販売している老舗ブランドです。)

探してみると、よくあるペラペラのタイプではなく、
ハニカム状の硬いウレタンと柔らかいウレタンを二枚重ねにした、
7~8mm厚の脊髄パッドを販売していました。(ハサミでカットして使う事も出来ます。)


ダイネーゼ製に比べると上下寸法が少し短いですが、
送料込みで990円の魅力には勝てず、速攻で購入しました。

これがフルプロテクター状態の画像です。

見た目は入っていない時と同じですが、少しゆったりしていたのが改善されました。
胸部プロテクターを着けた状態でジャケットを着れば、もっとフィットしそうです。

ただ着丈の短さは変わりません。(胴長短足なのが悔しい!…涙)

偽ブランドのコピー商品については色々と問題があるので、
今後私は購入する事は無いかと思います。
(今回はあまりに解り易いパチモン品を、どうしても見てみたくなったんです。…反省!)

ただダイネーゼについては、かなり上手に(?)複製されているコピー品が多いらしいので、
本物だと思って購入してしまう人も居るのではないでしょうか?

こうなって来ると、購入者の眼力を鍛えるしかないかもしれませんね。