ジレラクロノ、電気配線組付け。

2022年7月24日

こんばんは、フクタロウです。

フレーム塗装完了後、前後ホイールやエンジンを組み付けたので、
今回はキャブレターとエアクリーナー、そして配線や電気部品を取り付けて行きます。

キャブレター関係はもう何十回と取り付け取り外しているので問題ありませんが、
画像も残さずにテキトーに外してしまった配線を元に戻すのは結構苦労しました。

元々がフルカウル仕様のレーサーレプリカだったクロノは、
メーター裏側に続くメインハーネスが、アッパーカウル内でバラバラのむき出し状態でした。

そこでネイキッド化に伴い、フレーム内側に隠れる様に配線処理したのです。

「自分で考えて処理したんだから、楽勝で戻せるさ!」
と記録せずに取り外したまでは良かったのですが、イザ組み付けてみると
「あれ?収まらない。」となりました。

今回クロノはメインテナンス向上の為にバッテリー位置を変更させたので、
電子部品や配線の通し方がノーマルとは少し違った取り付け方になっています。

そのせいで配線が引っ張られ、ピンピンになってしまう箇所が出来てしまったみたいです。
ただ配線を切っての延長はしたくなかったので、取り回しを変更しながら何とか対処しました。

壊れてしまった排気口コントロールユニットを、
リヤサスとエアクリーナボックスに当たるギリギリまで移動させ、

後付させたチェンジマンRPMは、
タンデムシート下に増設した小物入れまで引っ張って設置します。

さあバッテリーを接続し、社外タコメーター(激安中華)が作動するか確認です。

メインキーを入れるとオープニングセレモニーが始まり、メーターか「0」に戻りました。
「よし、大丈夫だ!」と思ったのも束の間、横に設置してある電圧計が変です。

映画プレデターに出て来た宇宙人の、左腕に表示される様な文字が出てしまいます。

「おかしいな~。」何度もキーをオンオフしていると、今度は何も表示しなくなりました。

…壊れました。(涙)

電圧計は旧車にとっては無くてはならない計器です。
(さっそくアマゾンで同じ商品を購入しましたが、200円も値上がりしてます。…怒!)

それ以外の電気系は大丈夫みたいなので、タンクを取り付けてエンジン始動してみます。

エンジンを外した時、オイルポンプ内に気泡が入っている可能性もあるので、
慎重を期して最初は混合ガソリンを入れます。

隣に置いてあるベスパ50Sから、
混合比2%のガソリンを抜いてクロノに入れ様とキャップを開けた所…、
ガソリンタンクの入り口付近が錆びていました。
(そう言えば半年近く乗っていない様な…、反省です。)

さらにラジエター液を入れると、エンジン上部のホースから水が漏れます

ラジエターホースは内側に少しでもキズが付くとホース自体に水が浸透し、
ホースの切り口から少しづつ水が漏れて行きます。

市販の液漏れ防止剤で止める事も出来ますが、
成分でラジエター内の経路を塞ぐ可能性もあり、ちょっと怖いです。
応急処置程度に考えた方が良さそうな補修剤なので、出来れば使わない方がいいかも。)

ラジエターホース交換とチェーン調整すれば完成なので、
今回の作業はここまでとします。

次回は先にベスパ50Sの、ガソリンタンク錆処理をします。

P.S ラジエター漏れ止め剤では、ホルツが評判良いみたいです。

クロノ

Posted by フクタロウ