ジレラクロノ、フレーム塗装準備。

2022年7月24日

こんにちは、フクタロウです。
相変わらず雨の多い夏で鬱陶しい毎日ですね。

ただここ数日は暑さだけは幾分和らいで来たので、
前々から予定していたジレラクロノフレーム塗装の準備に入ります。

23年前に中古で購入したクロノは、お世辞にも程度良好とは言えない状態でした。

右側に激しく転倒した痕跡があり、フロントブレーキやカウル関係の補修が必要。
ヤフオクなどを駆使して程度良好な中古品をゲット、長い時間を掛けて交換しました。
(車両は安く購入出来ましたが、部品ゲットにひと苦労です。)

購入した車両は当時で2~3年落ちだったのですが、
どうやら前オーナーは「軒下保管」だったらしく、至る所にがありました。
一番気になるフロントフォークの状態が良かったので購入を決意したのですが、
イタリア製オートバイは室内保管が原則かと思い知らされました。
(我が家の車庫には、他2台のイタリア製原付が錆びずに頑張っています。)

クロノで特に気になったのが鉄製フレームで、
イタリア車にありがちの薄い塗装が原因なのか、傷も無いのに錆が浮いています。

私の元に来てからは完全車庫保管で湿度には気を付けていましたが、
それでも少しづつ点錆が進行しているみたいです。

まあ全体的には年式相応なヤレ加減なので、今更フレームを塗装する事もないのですが、
クロノにはまだまだ乗りたいので、後10年所有出来る様にと重い腰を上げたのです。
(今後程度の良い2スト車を見つける事は、至難の業です。)

さてフレーム塗装作業に入る前に、ガソリンタンクを外します。
ガソリンは車体に付けた状態で、コックをリザーブ位置にすれば下から簡単に抜けます。

ただクロノのガソリンタンクには、2ストオイルのタンクも入っているので、
オイルポンプまで繋がっているオイルホースを外して抜くしかありません。
(ガソリン同様下から抜いて行きます。)

次にバッテリーを外し、チェンジマンも外します。
(後で配線処理に困らない様にメモしておきます。)

エアクリーナーとキャブレター、チャンバーを外せば、取り合えずエンジンが降りそうですが、
ここで以前から悩みの種だった、バッテリー位置の変更を考えます。

通常チェックで一番嫌なのが、開放式バッテリーの液量確認です。

クロノのバッテリーはガソリンタンクを固定するステーの下にあるので、
チェックの度にガソリンタンクを外さなければなりません。

その後バッテリーをケースから無理矢理持ち上げないと、液量が確認出来ないのです。
(バッテリーを取り外してしまうと、チェンジマンRPM再設定が必要です。)
ジレラクロノ、チェンジマンRPM再設定。

ジレラクロノ、バッテリー液補充。

ガソリンホースはキャブから外すだけで問題無いのですが、
オイル用ホースは外してしまうと後でエア抜きしないといけないので、
オイルポンプから外す訳には行きません。
(ガソリンタンクを天井から宙吊りするしか手が無いのです。)

そこで国産車みたいに、簡単にチェック出来る位置にバッテリーを移動させたいのです。
エアクリーナーを外せばそれなりのスペースは確保出来ますが、
社外品のエアフィルターに交換するとセッティングが難しいのです。
(元々高性能なノーマルエンジンと同等な性能にする自信がありません。)

今回の作業はここまでです。

週末しか作業の出来ないフクタロウなので、
長い戦いになると思いますがよろしくお願いします。
(還暦を過ぎ、最近作業スピードが落ちて来ました。歳だな~。…涙)

P.S
フレーム塗装(シルバー)にはホイール用が良いとの情報があったので、
今回はこのスプレーを使う予定です。

クロノ

Posted by フクタロウ