ジレラクロノ、国産品でオイルシール流用①。
ジレラクロノのエンジンから【オイル漏れ】です。(ついに来たか~!)
製造終了から15年以上過ぎている【不人気イタリア製原付二種】としては、
古くなったあらゆる部品の劣化は避けて通れない事実です。
そんな時は他の国産オートバイパーツを流用して乗り越えて来ましたが、
今回はそんなに簡単な話ではありません。
一般的な金属製品であれば切ったり溶接したりして何とか対処出来ます。
でも加工が困難な【ゴム製品】は自分では作れないんですよ~。
今回オイル漏れの原因となったのは【フロントスプロケット奥のオイルシール】です。
普通に国産車であれば、オイルシールからのオイル漏れなんて大した故障ではありません。
実際先日もアメリカンダックスが同じ部分からオイル漏れしていました。
ただカブ系エンジンのシールであれば、近所のバイクショップに行き、
その場で購入した後、ほんの小1時間で交換する事が可能です。
しかし絶版外車のオイルシールやベアリング等の純正部品調達は至難の業なんです。
まあ海外のネットを利用すれば、
クロノのエンジンパーツは後継車GFR125と同じなので、まだまだ購入する事も可能です。
でも【英語コンプレックス】の強いフクタロウとしては、どうも……う~~ん。(涙)
(GFR125もすでに絶版車ですが、クロノよりはちょっと新しいので…。笑)
そこで国産オートバイに使われている純正パーツで代用出来ないかと調べてみました。
するとあったんです。(驚)
大半のオイルシールは流用が難しかったのですが、
フロントスプロケット奥オイルシールだけは【スズキRM125/250】用が使えそうなんです。(喜!)
さっそく来週末、古巣でお世話になったスズキ自動車様に連絡とってみます。
(以前の仕事でパーツマニュアルや技術者向けのテクニカルマニュアルのイラストを描いていたんです。)
Gilera GFR125 オイルシールキット 海外サイト £24.5
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