硬くなったタイヤを再度復活させる。
こんにちは、フクタロウです。
10月に入ってかなり過ごしやすい季節になりましたね。
これからの2か月間は、オートバイ乗りにとって最高の季節です。
そんな季節を有意義に走る為にも、タイヤのコンディションは重要です。
という事で、私の長年の愛車ジレラクロノのタイヤチェックをしてみました。
今履いているタイヤは、3年前の2019年5月に交換した物です。
メーカーとしては前後ラジアルタイヤを履く様に指定してあったのですが、
16インチのフロントタイヤは何年も前から販売されていません。
そこでクロノやCXに乗っているオーナー達は、
バイアスのハイグリップタイヤ、
「ダンロップTT900」か「ブリヂストンBT-39」をチョイスします。
(これ以外にはハイグリップタイヤは無いのです。)
私もそのどちらかを履き続けていたのですが、「安い!」というだけの理由で、
「ピレリスポーツデーモン」というツーリング向けバイアスタイヤを、
先回ネットで衝動的に購入してしまいました。
ハイグリップタイヤに比べてグリップ力が無い事は最初から解っていましたが、
それ以上の問題はタイヤの製造年月日です。
前後どちらも購入した時点で、3年程経過していた商品が送られて来たのです。
(ネット通販の闇ですね。)
人によって意見はあると思いますが、
私の経験でのタイヤ性能は、溝があっても3年がグリップの限界です。
(それを過ぎてしまうと、グリップしなくなってしまいます。)
そこで硬化が始まってしまった溝有りタイヤを復活させる為、
今年の1月に2ストオイルと灯油を使ってゴム質を柔らかくしたのです。
その事を書いた記事は以前のブログでアップしてありますが、
古くなったタイヤの復活方法。
やはり塗っても半年以上経ってしまうと、徐々にタイヤは硬化してしまいます。
そこで今回、再度2ストオイルと灯油を塗り直して、
タイヤのグリップ力を取り戻してみる事にしました。
今まで何度もこの方法でタイヤを復活させていますが、
同じタイヤに二度塗るのはこれが初めてです。
一度目に塗ってから約8か月経っていますが、走行距離は150㎞しか走っていません。
溝は充分あります。
(どんだけ盆栽ライダーなんだ。…反省!)
それでは塗って行きます。
まずは前後のタイヤが浮く様に、ジャッキアップします。
タイヤの砂や埃をきれいに取ったら、
2ストオイルと灯油を1:1で混ぜ、刷毛を使って塗って行きます。
2ストオイルはホームセンターで一番安く売っている物を使います。
(4ストオイルはゴムに良くない添加剤が入っているので使いません。)
後はオイルが床に垂れない様にトレイを敷き、そのままの状態で保管します。
1日~7日後、中性洗剤で余分なオイルを洗い落とせば完了です。
先程24時間経ったのでタイヤに爪を当ててみた所、くっきり爪痕が付きました。
多分グリップは戻ったのでしょう。
クロノは電気系修理のチェックもまだなので、今週末こそ試走してみます。
(問題無くグリップするハズです。)
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