ジレラクロノ、バッテリー位置変更②。

2022年7月24日

おはようございます、フクタロウです。
今回の作業は、【ジレラクロノバッテリー位置変更】です。

以前のブログでも書きましたが、クロノのバッテリーはとても確認しづらい所にあります。
ジレラクロノ、バッテリー液補充。

ガソリンタンクをフレームに固定させるステー下にバッテリーが入っているので、
バッテリーを取り出す為に、いちいちタンクを外さなければならないのです。

更にクロノのバッテリーは最近のオートバイでは少数派となった開放型なので、
定期的に液量を確認し、減っていれば補充しなくてはいけません。
放型から密閉型に変更する事は、メーカーで推奨していません。お気を付け下さい。)

そんなクロノは、バッテリー液を補充するだけに以下の作業が必要です。

① シートカウルを外す。(ビス留め左右前3ヶ所)

② ガソリンタンクステーを外す。(ビス留め2ヶ所)

③ ガソリンホースとオイルホースを外したくないから、ガソリンタンクを天井に吊るす。

④ バッテリー本体を持ち上げる。(箱に入っているので、液量が見えない。)

⑤ バッテリー液の量を確認し、減っていれば補充する。

⑥ 逆の順序で元に戻す。(国産車ならサイドカバーかシートを外すだけです。)

またクロノは排気口コントロールユニットが故障している関係で、
社外の電子部品が使ってあります。

ジレラクロノ、イグナイター代用品。

その為完全にバッテリーを外してしまうと、社外電子部品を再設定しなければならないので、
電源を外しての作業が嫌なんです。(安全の為、バッテリーは外して作業しましょう!…笑)
ジレラクロノ、チェンジマンRPM再設定。

そこでフレーム塗装のついでに、バッテリー位置を変更する事にしました。

以前タンデムシートを外して、シングルシート用カバーの下に移動させた事がありましたが、

ジレラクロノ、バッテリー位置変更。

タンデムシートを付けた状態のネイキッド仕様ではバッテリーが入りません。
(バッテリーを下げ過ぎると、リヤタイヤに干渉するのです。)

そこで今回はステーを加工して、前側シート下にバッテリーを移動させます

ホームセンターで購入した300mmと450mmの鉄製フラットバーを加工し、(なぜかダイソー製!)
バッテリーを載せるステーを作ります。

この場合もリヤタイヤ(リヤフェンダー)と干渉しない位置にするのですが、
持ち上げ過ぎると前側シート裏面に当たってしまうので、微妙な調整が必要となります。

幸運な事に私のクロノはネイキッド化に伴い、(レプリカ仕様では前下がりになっている。)
前側シート面を平行にする様にシート前部を持ち上げてあります。
(多少のスペース確保に繋がりました。)

ただ工具や排気口コントロールユニットがあった場所にバッテリーを設置したので、
書類や工具を入れるスペースが無くなってしまいました

そこでタンデムシート下に小物入れを作ってみる事にします。
(100円均一で売っていた工具ボックスです。←オレって百均ばっか!…笑)

取り合えず完成です。

これでシートを外さずに、下から覗けばバッテリー液の確認が出来ます。

まだ社外製電子部品の取り付け位置と、泥はね対策がしてないので、
エンジン取り付け後、微調整しながら考えて行きます。

クロノ

Posted by フクタロウ