ジレラクロノ、ラジエターの液漏れ修理。
こんにちは、フクタロウです。
毎日寒い日が続き、オートバイに乗るのがつらい季節ですね。
でもこんな時にこそ乗るのが、真のライダーと言えるのではではないでしょうか?
という訳で、わたくし半年振りにジレラクロノを車庫から引っ張り出しました。
(お盆休み以来の決意です。…反省!)
まあ普段乗っていないと言っても、週末エンジンだけは掛けているし、
バッテリーが上がらない様にと定期的に微充電もしています。
またバッテリー液量の確認やタイヤの空気圧、
チェーンの状態もまめにチェックしています。(ただ乗る事が出来ないんです。…笑)
だから今日も普段の週末通り、セル一発でエンジン始動出来たのですが、
何気に足元を見ると何やら濡れているのを発見します。
「あれ、オーバーフローした?」
クロノのキャブレターはあの悪名高きデロルトです。
ちょっとエンジンを掛けないでおくと、すぐお漏らしします。
ところが今回はよくみると、ガソリンやオイル関係の漏れではなく、
緑色の液体が流れ出ていました。
「ラジエター液!?」
我が家のクロノは中古で購入したので正確な年式は解りませんが、
恐らく製造から25年は経っています。
その間エンジンは腰上だけの分解(ピストンリングの交換)と、
フレーム塗装時に車体から降ろした事はありますが、
どちらもラジエターホースはそのまま使い回ししました。
(すでに純正品が手に入らない事と、面倒だからと言う理由です。…反省!)
「どこから漏れてるのかな~?」
調べて行くとヘッドガスケット付近が緑色に塗れています。
「え~~、そこから漏れるの?」
カムやバルブのある4ストではたまにオイルが漏れますが、
2ストでは考えにくい症状です。
そこでタンクを外してエンジンを上から見てみます。
犯人発見です。
水温センサーの取り付け部分から漏れていました。
「よかった、簡単に直る。」
さっそくガスケットを交換して行きます。
サイズは良く使うM10だったので、在庫で間に合いました。
ただ問題はラジエター液を極力排出させない事です。
最近は環境に配慮して、専門業者に処分して貰わなければならないので、
出来るだけちょっとの量で整備したいのです。
(40年前ならその辺の側溝に…。)
ヘッド上部よりラジエター液面が上だと、
センサーを外した時ベトベトした液体が車庫の床やエンジン本体を汚します。
絶妙な勘で排出量を決めます。
バッチリ成功です。
しばらくラジエター液を追加しながら、エンジンを掛けて様子を見て行きます。、
「よし!」
センサーからの漏れは直ったみたいです。(喜!)
さあこれで今回の修理は終了です。
えっ、その後何処に走りに行ったかって?
「今日は色々あったのでやめておきました。」
「無理してはいけません。」
最近はこんな調子で全くオートバイに乗りません。
次に乗る決意が出るのは桜の咲く頃でしょうか?(反省!)
ディスカッション
コメント一覧
クーラント漏れ軽症でよかったです。
うちのエイプ君はガスケットからオイルが漏れてガスケット交換と大変な目にあいました。
乗ってからご近所を少しだけ走りましたけど、それだけで疲れてしまいましたよ。
簡単な修理で助かったのですが、相変わらず試乗はまだしてません。
大学生になった次女が原付免許を取るらしいので、近いうちにビーノを復活させます。