ジレラクロノ、チェーンスライダー自作。

2021年5月12日

こんにちは、フクタロウです。
今週は仕事が終わった後、ジレラクロノの細かい修理をしていました。

修理した日にすぐ出来具合を見たかったのですが、
さすがに夜間に甲高い2ストサウンドを響かせ出掛けるのは気が引けます。

週末まとめてセッティングしようと、今日のお休みを心待ちにしていましたが、
…朝から雨でした。(涙)

結果はどうあれ、ブログネタとして修理内容を報告します。

① <社外タコメーター内にある速度計調整。>

昨年末、純正タコメーターが故障してしまった為、
急きょアマゾンで「激安中華デジタルタコメーター」を購入しました。

このタコメーターには回転計以外にも色んな計器が付いており、
そのひとつに【デジタルスピードメーター】がありました。

仕組み的には自転車用速度計といっしょで、ホイールに磁石を取り付け、
その回転数を読み取り速度を算出させるという物です。
その為に最初にタイヤの外周を、データとしてメーターに打ち込まないといけません。

普通はタイヤに目印を付けて、前輪を一周させて実測すればイイのですが、
頭でっかちのフクタロウは、わざわざタイヤデーターを元に外周を計算しました。

ところがクロノを走らせると、明らかにスピードが低く表示されます。
(となりに純正アナログメーターがあるので、間違いありません。)
純正があるのだから無くても良いと思われるでしょうが、
タコメーターと違ってスピードメーターは数字をしっかり読む必要があります。

実は私、【老眼】でメーターの数字がよく見えないんです!!(涙)

タコメーターなら数字を読む必要は無く、針の動きを見るだけで良いのですが、
(クロノには20年以上乗っているので、排気音だけでも大丈夫です。)
スピードメーターに関してはちゃんと針を読まなければなりません。

そこで初心に戻って、実測してみました。

タイヤデータを元に出した数字は「1841.3mm」でしたが、
実測したら「1790.0mm」と51.3mm短いのです。

計算間違いではありませんが、実測で入れ直しました。(←負け惜しみです。)

② <チェーンスライダー作成。>

現在のオートバイでは、アンチスクワットを利かせる為に、
ドライブチェーンがスイングアームと接触する様に設計されています。
(アンチスクワットに関してはコチラを…。アンチスクワット。

走行中はスイングアームに回転するドライブチェーンが当たるので、
接触する部分に樹脂やゴム製の板を取り付け保護します。

それをチェーンスライダーといい、ある程度すると消耗して交換するのですが…、
20年前に製造中止となったクロノでは、もう交換部品がありません。(涙)

先回交換した時は、厚さ3mmのゴム板を切って取り付けましたが、
2000km走った程度なのに擦り切れて穴開き状態になっています。
そこで今回はもっと頑丈な素材で作ってみました。

それはダイソーなどで売っている【こうさくマット】です。

スイングアームに合う様にマットを板金用のハサミでカットし、
バーナーでRを合わせて折り曲げます。
後は純正位置にボルト締めすれば完成です。

すでに25年選手となったクロノ君は、乗る度に修理が必要となっています。

前輪のローターも薄くなっているし、リヤブレーキもオーバーホール時期です。
それ以外にも気になる箇所があり、ネットで部品を探しまくってます。

作業自体は大した事は無いのですが、合う部品を探すのがひと苦労なんです。(涙)

クロノ

Posted by フクタロウ