ジレラクロノ、チェーンスライダー自作。
こんにちは、フクタロウです。
今週は仕事が終わった後、ジレラクロノの細かい修理をしていました。
修理した日にすぐ出来具合を見たかったのですが、
さすがに夜間に甲高い2ストサウンドを響かせ出掛けるのは気が引けます。
週末まとめてセッティングしようと、今日のお休みを心待ちにしていましたが、
…朝から雨でした。(涙)
結果はどうあれ、ブログネタとして修理内容を報告します。
① <社外タコメーター内にある速度計調整。>
昨年末、純正タコメーターが故障してしまった為、
急きょアマゾンで「激安中華デジタルタコメーター」を購入しました。
このタコメーターには回転計以外にも色んな計器が付いており、
そのひとつに【デジタルスピードメーター】がありました。
仕組み的には自転車用速度計といっしょで、ホイールに磁石を取り付け、
その回転数を読み取り速度を算出させるという物です。
その為に最初にタイヤの外周を、データとしてメーターに打ち込まないといけません。
普通はタイヤに目印を付けて、前輪を一周させて実測すればイイのですが、
頭でっかちのフクタロウは、わざわざタイヤデーターを元に外周を計算しました。
ところがクロノを走らせると、明らかにスピードが低く表示されます。
(となりに純正アナログメーターがあるので、間違いありません。)
純正があるのだから無くても良いと思われるでしょうが、
タコメーターと違ってスピードメーターは数字をしっかり読む必要があります。
実は私、【老眼】でメーターの数字がよく見えないんです!!(涙)
タコメーターなら数字を読む必要は無く、針の動きを見るだけで良いのですが、
(クロノには20年以上乗っているので、排気音だけでも大丈夫です。)
スピードメーターに関してはちゃんと針を読まなければなりません。
そこで初心に戻って、実測してみました。
タイヤデータを元に出した数字は「1841.3mm」でしたが、
実測したら「1790.0mm」と51.3mm短いのです。
計算間違いではありませんが、実測で入れ直しました。(←負け惜しみです。)
② <チェーンスライダー作成。>
現在のオートバイでは、アンチスクワットを利かせる為に、
ドライブチェーンがスイングアームと接触する様に設計されています。
(アンチスクワットに関してはコチラを…。アンチスクワット。)
走行中はスイングアームに回転するドライブチェーンが当たるので、
接触する部分に樹脂やゴム製の板を取り付け保護します。
それをチェーンスライダーといい、ある程度すると消耗して交換するのですが…、
20年前に製造中止となったクロノでは、もう交換部品がありません。(涙)
先回交換した時は、厚さ3mmのゴム板を切って取り付けましたが、
2000km走った程度なのに擦り切れて穴開き状態になっています。
そこで今回はもっと頑丈な素材で作ってみました。
それはダイソーなどで売っている【こうさくマット】です。
スイングアームに合う様にマットを板金用のハサミでカットし、
バーナーでRを合わせて折り曲げます。
後は純正位置にボルト締めすれば完成です。
すでに25年選手となったクロノ君は、乗る度に修理が必要となっています。
前輪のローターも薄くなっているし、リヤブレーキもオーバーホール時期です。
それ以外にも気になる箇所があり、ネットで部品を探しまくってます。
作業自体は大した事は無いのですが、合う部品を探すのがひと苦労なんです。(涙)
ディスカッション
コメント一覧
タイヤデーターより50mmも差があるんですね。ビックリしました。
タイヤの外周なんて測った事無いので、うちのタイヤも怪しいもんです。
工作マットは思いつきませんでした。
何か流用出来そうな気もするような・・・
どんどん廃盤になる部品、NSの部品も殆ど廃盤になってきましたよ(-_-;)
タイヤデータからの寸法出しは、カタログにあるタイヤ幅に偏平率を掛けてタイヤ厚を算出しました。それが間違いの元だったかもしれません。
チェーンスライダーは今までずっとゴムで対処していましたが、やはりすぐに減ってしまいます。今回の工作マットがどれ程持つのか分かりませんが、かなり期待しているんですよ。
NS250いいですね~。私も欲しくて一時期探しました。(諦めましたが…。涙)